このたびホームページを開設しました。
業務用砥石の販売やドレスリード調整は、片桐商会にお任せください! |
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投稿日:2015年04月28日(火)
このたびホームページを開設しました。
両頭グラインダーでドリルの刃先を削っている客先で砥石の種類の相談を受け、そのドリルの材質に合った砥石の種類(例えば、SKHにはPA砥石、超硬にはGC砥石を用いること)を説明した。注文をいただき後日、納品と同時に切れ味を確認すると研削に掛かる時間が圧倒的に短くなった。
この客先では、これまで砥石はそれほど重要な工具ではなく、どれを使ったらいいのかわからなかった。 それ以降、被削材に合った砥石の選定を依頼されるようになった。
天然ダイヤモンドを使用したドレッサーの価格が上がってきており、また、メーカーからの納期も不安定になっている中、人造ダイヤを使用したドレッサーの使用を提案し、使用機械に合わせて形状測定し、メーカーに作図してもらい納品した。
使用結果は、概ね良好でリピート納入及び他機械への拡大が計画されている。
天然ダイヤモンドをカットした宝飾用ダイヤモンドには、4C(フォーシー)という品質を判断する基準があります。
4Cとは、カラー、クラリティ、カラット、カットです。
カラーは、無色に近いほど評価が高く、黄色に近いほど評価が低くなります。
クラリティとは透明度を表し、傷や内包物の大きさ、位置、数によって判断されます。
カラットは、重さの単位で1ctsは0.2gです。
カットは、研磨のことを表し、ラウンドブリリアンカットのときのみ評価されます。
天然ダイヤモンドを使用したドレッサーは、黄色に近く、カラーの基準で宝飾用にならなかった石を用いて作られていました。
しかし、6、7年ほど前から、『イエローダイヤモンド』と言われる宝飾用ダイヤが商品化され、これが中国を中心に出回るようになりました。
この影響から、天然石ドレッサーに供給される石が極端に少なくなり、価格が高騰、又は納期が不安定になってきています。
人造ダイヤモンドドレッサーへの切り替えをお薦めします。
我が社は昭和28年の創業以来、金沢・中橋の地で50余年研削砥石の販売を手掛け、機械加工分野で石川県のものづくりに貢献してきました。
平成27年11月に金沢市東力4丁目へ移転し、業容拡大及び営業効率の向上を目指しています。
主力商品である研削砥石は、国内トップシェアの㈱ノリタケカンパニーリミテドの代理店として、ソフト・ハードともに安心してお使いいただける商品の提供をできる体制を整えております。
研削砥石だけでなく、センターレスのコントロール砥石、ダイヤ・CBN工具や、ダイヤモンドドレッサ等、研削全般から前工程、後工程のところでもしっかりと対応できる会社です。
我が社の目指すところは、研削作業に携わるプロとして、安心できる商品の提供、お困り事やお悩みの相談に乗ることのできる企業となることです。結果としてお客さまの要望に広く応えられる商社として、ものづくりを支えていきます。
研削作業以外でも研削研磨の周辺作業を見据えて柔軟に相談をお受けできるよう体制を整えます。
社員一同、片桐商会に相談してよかったと言われるような会社を目指して努力してまいります。
令和5年3月
