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中橋通信vol.06 – ホワイトストーンはどうして白いの?

ダイヤモンドホイール又はCBNホイールをドレッシングする際にホワイトストーンを使用します。
ホワイトストーンはどうして白いのか、考えたことがありますか?
ダイヤモンドホイールやCBNホイールをツルーイング、ドレッシングする場合に両者がごちゃごちゃに理解されています。
ツルーイングは、ホイールをフランジとともに機械に取り付けた時、外周が真円になるようにホイールを成型することで、ドレッシングは、その後、砥粒を突き出させる為にボンド(結合剤)を後退させることです。
ここにホワイトストーンが使われ、砥石に押し付けるとホワイトストーンの表面が黒く、或いは茶色くなります。
この状態では、ドレッシング不足でさらに押し付けると白くなります。
この状態がわかるためにホワイトストーンは白く作られています。
砥粒を突き出させて、初めて切れ味の良い状態になります、十分にドレッシングを行ってください。

中橋通信vol.05 – 砥石を活かすも殺すも研削油です!

砥石を使用するときは、大概研削油を使用します。これは、水溶性研削油には、次の4つの効果があるからです。
①冷却性、②洗浄性、③潤滑性、④防錆性です。
また、次のような種類があり、それぞれの特徴に応じた使い分けをしてください。
【エマルジョン】鉱油及び界面活性剤を主成分とし、水に希釈すると外観が乳白色になります。
【ソリューブル】界面活性剤を主成分とし、洗浄性、防錆性に優れ、水に希釈すると透明ないし半透明になります。
【ソリューション】防錆剤を主成分とし、冷却性、防錆性に優れ水に希釈すると透明になります。
【シンセティック】潤滑性を保有するため、鉱油の代替として水溶性潤滑剤を組成し、水に希釈すると半透明になります。
耐腐敗性に優れ、液寿命をはじめとしたメンテナンスコスト削減に貢献します。
被削材に合った砥石・研削油を選んでください。

中橋通信vol.04 – 砥石にもABCDがあります!

研削砥石の三要素と言って、砥石は、砥粒、ボンド、気孔からできており、この中で砥粒は、ものを削るために重要な役割をしています。
削られるものを被削材と言いますが、被削材に比べてはるかに硬い砥粒を用いて研削を行います。
この砥粒にABCDがあるのです。Aはアルミナ(Al2O3)のA、BはCBN(立方晶窒化ホウ素)のB、Cは炭化ケイ素(SiC)のC、DはダイヤモンドのDです。
被削材の種類によってこの砥粒の種類を変更し、能率のよい加工を行います。
A、Bは、特に鋼の、C、Dは非鉄材の研削に用い、A、Cを一般砥粒と呼び、B、Dを超砥粒と呼びます。
研削能率を向上させるためには、A⇒B、C⇒Dと砥粒を変更します。これを『砥石のABCD』と言います。
被削材に合った砥石を選んでください。